文京区立中学校で2016年度から4年間使用する教科書が決定!

2015年8月18日 14時39分 | カテゴリー: トピックス

 今年は4年に1度の中学校の教科書採択年です。8月4,6日にわたって教育委員会で採択されました。社会科は全分野帝国書院となりました。

 実際の教科書が教育センターに展示されていますが、例えば歴史の南京大虐殺だと、新しい歴史教科書をつくる会系の育鵬社は南京事件としてごく簡単に触れ、同じつくる会系の自由社は記載なし。大虐殺と記載があるのは東京書籍と清水書院。帝国書院は旧版では記載がありましたが、今回は南京事件として説明も減りました。ちなみに文京区はつくる会系の歴史・公民教科書が採択されたことは一度もありません。大田区は歴史・公民とも、前回の育鵬社から今回は東京書籍に変更したことがニュースになりました。

 公立中高一貫校は東京都は一括都教育委員会の採択、神奈川県も県教育委員会採択ですが、各校の自主性を尊重して希望を取り、希望が覆ったことはないそうです。今回、県立平塚中等教育学校が歴史で前回の育鵬社を覆して日本文教出版を採択したことがニュースになっています。東京都は現場の意見は聴かず、2004年都立教科書採択中高一貫校開校以来4回ずっとつくる会系です。

 傍聴希望多数で2日とも抽選となり、教科書会社関係者が多く、市民が抽選に外れる不都合が目立ちました。定員を超えると予想される場合は、部屋を変えるなどして全員傍聴できるように融通をきかせてほしいと教育委員会に要望しました。

子どもたちが3年間使う教科書がどういうものか、ぜひ関心をもって見てください。